2015年6月20日土曜日

ギリシャの預金引き出し止まらず

ロイター通信=ギリシャ国内の銀行から預金流失が加速しています。19日は、銀行から預金引き出し額が、推定で約12億ユーロ(13億ドル)に達し、今週だけで42億ユーロが流失したことを銀行関係者が話しています。22日も同様に困難な公算が強いという。
ギリシャ当局は、欧州中央銀行が電話会議を開き緊急流動性支援(ELA)枠を18億ユーロ拡大し週明けの22日~23日のユーロ圏首脳会議まで、銀行のシステムを機能させる十分な規模と見られます。欧州中央銀行は22日緊急首脳会議終了後、緊急流動性支援(ELA)枠を再び見直すと当局者は話しています。
ギリシャ国民はユーロを引き出し、緊急時に使う予定だと思うが銀行のユーロ引き出しが続けば、銀行を一時閉鎖することも考えられるだけに、1ユーロでも多く引き出しておきたいと思うのは、当然と言えば当然である。ギリシャ中央銀行は、銀行の機能は安定していると預金者の不安懸念を払拭に努めている。
ギリシャがデフォルトするかどうか、残された時間はわずかであり、22日~23日に話がまとまらなければ、ギリシャのデフォルトは確実視されます。
ギリシャ国内最大の製油業者は緊急計画を策定し、国家が非常事態に陥った場合数ヶ月分の燃料を確保すると言う。

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