2015年6月22日月曜日

こんな男に誰が・・・した

この年になり久々に友人に会うと、相手によっては孫たちの話やら体の具合の話になるのも仕方ないだろうか。若いころは仕事の話やレジャーの話が多かったように思う。

最近、時々我に返って思うのだが、僕は一般の主婦がやることぐらいこなせるなぁと。家庭料理(最近のおしゃれな横文字の料理は除く)掃除、洗濯、健康管理、具体例を挙げれば、魚をさばいて刺身を作り、ウナギもさばく。庭木の枝切りや、刈込、ビルの清掃、病人のおむつの交換、食事介助などアルバイトとして料金を頂けることまでやれる。

現在は福祉施設で雑務や送迎のバスの運転手など10年以上勤務している。おかげで自分自身の健康管理も万全で、10歳ぐらい若く見られている?

しかし、何でこんなに器用なんだろう。ふと思い出したのが、十数年前に、女房に「私がいなくなっても何でもできるようにと、老後は苦労するよ」と言われたことだ。以来、時にはおだてられ、時には幼児を教育するように褒められながら、ついでにヘルパーの資格まで取らされ、いろいろやらされた結果だろう。

これで僕の老後は安泰だろうと思いながら、いまだに口うるさく指導されているのではと感じる時がある、それでも「女は年を取るとうるさくなるものだ」と、気楽にお付き合いさせていただきますよ。かあちゃん!これからも頼むぜ。

この手記は毎日新聞に掲載された文書で、私が勤務しているM73歳)さんの手記です。本人の了解をいただいてブログに掲載させていただきます。

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