2015年6月28日日曜日

7月1日にうるう秒1秒挿入

地球の自転に合わせるため1日、1秒だけ延ばす「うるう秒」の挿入が、7月1日に実施される。うるう秒の挿入は、昭和47年から数年に一度実施されており、今年は3年ぶり26回目となる。うるう秒の挿入でシステム障害が発生するケースもあるので、関係機関はトラブル防止に向けた対策を進めている。
うるう秒の挿入は国際機関の決定に基づいて、世界一斉に実施される。国内では日本の標準時間を管理する情報通信研究機関が7月1日午前8時59分59秒と同9時0分0秒の間に8時59分60秒を入れ1日を1秒長くする。
世界共通の標準時刻は元々、地球の自転などに基づく天文時から決められていたが、昭和33年からは高精度の原子時計に基づくようになった。うるう秒は天文時と原子時計の間に生ずる、ズレを0.9秒以内とするために挿入される
コンピューターが普及する事により、トラブルが報告されている。

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