2015年6月21日日曜日

ギリシャのデフォルトの可能性は

22日、ブリュッセルにて6月末で支援期限が切れるのを前に、行き詰まるギリシャへの金融支援交渉の打開を図るためにユーロ圏首脳会議が開かれる。ギリシャは新たな改革案を提出する構えを見せているが、首脳会議を前に財務相会議では前向きに評価され、首脳らがギリシャのデフォルト回避に繋がる方向性を見いだせるか不透明である。
ギリシャのバルファキス財務相はドイツの新聞に寄稿し、更なる妥協する決意で会合に乗り込むと述べている。ドイツのメルケル首相は新しい選択が必要であると述べ、ユーロ圏最大の経済国であるドイツの判断次第で合意は可能だとの認識を示した。
EUなどの債権団側は、これまでの年金改革などに抵抗してきた、ギリシャへの厳しい見方は変えていない。22日の会合でギリシャの改革案が不十分だと判断すれば、財務相会合でギリシャの資本移動規制導入など危機の対応に移る可能性もある。

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