ロイター=ギリシャ支援をめぐりブリュッセルで25日開催されたユーログループは双方の溝が埋まらず、協議は物別れになった。
27日に再度会合を開き、デフォルト回避に向け最終の折衝に臨む。合意持ち越しは週内3回目である。
依然として税制や年金・労働改革が主な争点となっている。欧州委員会、欧州中央銀行、国際通貨基金(IMF)のトップは、25日朝までに信頼ある改革案を提出するように最後通告を突きつけたが、ギリシャは妥協を拒否した。
ユーログループの議長は会合後、ギリシャが新たな提案を示す、または債権団の改革を受け入れるための扉は開かれていると述べた。議長はその後に開催された欧州連合(EU)首脳会議で、交渉の行き詰まりについて報告した。欧州連合(EU)首脳会議は移民問題や英国の残留条件として要求している、欧州連合(EU)改革を話し合う会合であったが、殆どの時間をギリシャ問題についやされた。
債権団の改革案を受け入れるように求められたチプラス首相は、ギリシャの運命を国際通貨基金(IMF)に任せず、責任を取るよう各首脳に伝えた。だが首脳らはギリシャの支援協議は財務相会合で行われるべき立場を貫き、介入を拒否した。
ギリシャ財務相はユーログループ会合で、債権団は自らの案とギリシャの案の双方を再度精査する解決策が見つかるまで話し合いを続けると語った。
ドイツのメルケル首相はこの日、欧州人民党幹部との会合で、ギリシャ支援協議について来週29日の金融市場の取引が開始するまで合意する必要があると考えを示し、会合に出席した関係筋が明らかにした。首相は合意を望むが、ギリシャの脅迫には受け入れないと述べた。
30日には、国際通貨基金(IMF)への返済が迎えるため、週末の合意が得られなければ、ギリシャーはデフォルトに陥る。実際にそうなれば預金の取り付け騒ぎが発生し資本規制が導入される可能性があり、ギリシャのユーロ圏離脱も現実味を増す。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2015年6月26日金曜日
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