2015年6月14日日曜日

Tu-160爆撃機米ロで阻止

中国はロシアで製造が再開された、戦略爆撃機Tu-160の売却を求めてきたが拒絶されたという。Tu-160はソ連時代に、米国のB-1爆撃機を意識した機体で、米国本土への核攻撃も可能な爆撃機である。Tu-160はウクライナ空軍が保有することになり、中国はウクライナに代表団を派遣し、Tu-160やSu-33艦上戦闘機、R-27空対空ミサイルなど、ソ連の技術が詰まった兵器の売却を求めた。
しかし、ロシアはウクライナに強い圧力をかけ、中国への売却を阻止した。ウクライナは天然ガスが支払いが未払いの代金の代わりに、Tu-160一部をロシア引き渡した。
米国はウクライナが保有するTu-160がロシアや中国に渡るのを阻止するため、欧州諸国も参加する形で、同国と戦略核兵器廃棄の協定を結んだ。
ロシア政府も、Tu-160を中国への売却を否定的な見解を表明し、Tu-160はロシア空軍の中核を担う飛行機であり、中国への売却は考えられないという。
中国へ売却すれば、Tu-160のコピーを作るのは目に見えている。自国で作れないものは、他の国から購入しコピーするのは中国が得意とするところである。日本の新幹線も中国へ売ったがものの見事にコピーされている。中国人は新幹線を自国の国が作ったと言って憚らない民族である。重要なものは中国には売却はしない事を徹底しないとコピーされる。

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