2015年6月14日日曜日

ジンバブエ通貨廃止

ジンバブエ中央銀行は、自国の通貨を米ドル両替して回収すると発表した。ロイター通信等が伝えた。経済の崩壊で価値が暴落し、使用されていない自国通貨を廃止すると言う。両替ルートは1ドル(123円)=3京5000ジンバブエと言う。ジンバブエは2000年以降白人農園を強制収用を行い、主産業の農業が停滞し、欧米の経済制裁も受け外貨不足になり、インフレ率が2億%以上という異常事態に陥った。09年にドルやランドなどの外貨の流通が解禁されインフレは収まったが、国民はジンバブエ通貨は使用していないという。最高額100兆ジンバブエ紙幣が観光客用に売られているという。
これ程のインフレになれば、笑うしかないインフレである。自国の通貨を廃止するというのも異常としか言い様がない。ドルをどのように入手するのか、農業品を売ってドルを入手するしかない。自国通貨がなくなれば不便はないのだろうか。

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