2015年6月7日日曜日

円が急落

日本円が急落し、1ドル125円86銭まで円安が進んでいます。125円は13年ぶりの円安です。米国の雇用統計が予想を上回る内容で、利上げが前倒しされるとの見方で円売りドル買いが進んでいます。125円をいとも簡単に抜けたことで、今度は130円の節目を目指すことになりそうである。ヨーロッパの金融アナリストは150円を見ている人もおり、何かの切っ掛けで一気に円安が加速するかも知れません。その切っ掛けは、国債の暴落か自然災害で崩れる程、金融市場は異常に買い上げられており、円安が10円以上円安になっても不思議ではありません。今の金融市場は無理を重ねてきており、この無理が限界に達した時崩壊が始まるかもしれません。1ドルが150円、では終わらないかも知れません。180円、200円も視野に入れておくべきかも知れません。
輸入品がものすごい勢いで値上げすることになり、庶民の暮らしはインフレで苦しむことになる。ガソリンが1㍑200円、300円になれば車に乗る人は、いなくなるのではないでしょうか。さらに物流関係のトラックの軽油も値上げになり、物流コストが跳ね上がり物流が滞る事になるかも知れません。食料・食品関係も輸入に依存している日本だけに、日毎で値段が変わり安い日に買いだめが起こり、スーパーの棚から商品が無くなるのではないでしょうか。恐ろしい時代が来る日も近いかも知れません。富裕層は7月からの資産税に回避するため、海外に移住する人も出はじめていると言われており、これも円安の一因となっています。

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