2015年6月19日金曜日

AIIBは中国の独裁国際銀行

AIIBは中国の独裁色が一層明らかになり、拒否権を握り本部も総裁も中国で独占し、参加国のメリットをあおっていた欧州勢も、ドイツも理事を敬遠し、英国も10番目の出資国となるなど腰が引けた状態である。
日米は参加に慎重で不安視していた要因は何ら払拭されなかった。資本金1000億ドル(12兆4000億円)の内、中国は単独で30%の最大の出資国となる。議決権は85%が出資比率によって配分され、残り15%は創設国に均等に配分される。中国の議決権は25%になり、事実上の拒否権を握ることになる。国際金融機関というのは名前だけで中国色が強い金融機関である。
AIIBは人材が不足しているようで、ADBなどの国際金融機関からの幹部級の人材を引き抜く動きを見せている。人材不足で運営が不安視される。
国際金融機関から人材を引き抜かれても、最初だけでノウハウを学べば最後は捨てられる運命であることは明らかである。

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