2015年6月14日日曜日

ギリシャのデフォルト

ギリシャはIMFへの返済を今月末に先送りしたが、肝心の返済金をどのように支払うかという事がまだ決まっていない状態である。EU側はギリシャがデフォルトした場合を検討中とのことであるが、次第にギリシャのデフォルトの可能性が高まっていることだけは事実である。
ギリシャがデフォルトしても影響はないと言われているが、そうだろうかと思わずにはいられない。損失を出すのはIMFやEUであるが、その出資金は国民の税金であり何らかの影響はあるのではないかと思う。
ギリシャ中央銀行は、眠っているドラクマを使うことになるが、ユーロとの為替レートがいくらになるか、大幅な切り下げが行われる事は明らかである。
ギリシャを支援する国があるとすれば、中国とロシアである事は前にも書いたが、それが現実味を帯びてきた、ただ支援するだけではなく、担保としてギリシャ港湾施設を使うことにより、地中海で中国とロシアが自由に航海することが出来るようになり、ヨーロッパは中国とロシアの脅威にさらされることなる。

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