2015年11月14日土曜日

ミャンマーの焦点は大統領選出

ミャンマー上下両院の総選挙で勝利したスー・チー党首率いる国民民主連盟(NLD)は13日、新政権樹立に必要な議席(329議席以上)を獲得しました。選挙管理委員会は、この日午後の早い段階の中間発表で、364議席を得たと公表しています。

軍政の流れを汲む与党・連邦団結発展党は40議席にとどまっています。

NLD政権が確実となったことで、次の焦点は2016年の早い時期に招集される連邦議会の大統領選挙となります。上院民選議員団、下院民選議員団、軍人指定議員団が、それぞれ大統領を1人ずつ指名。上下両院議員の全員投票で、最多得票者が新大統領になり、敗れた2候補は副大統領になります。

NLDは現在、単独で大統領を選出する力を持っていますが、スー・チー氏は08年の憲法の規定で大統領になることは出来ません。同氏は海外メディアに対して、新大統領を自らの指導下に置くと言明。

大統領には事実上権限はなく、彼は党の決定に従って行動することになるだろうと語りました。

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