2015年11月23日月曜日

航行の自由作戦を再度行う

米太平洋軍のハリス司令官は21日、中国による南シナ海での人工島造成・軍事施設建設を厳しく批判し、ルールに基づく安全保障の枠組みを好きな様に揺るがす権利を中国に与えるつもりはないと強調しました。

司令官はその上で、人工島周辺に米艦船を送り込む、航行の自由作戦を再び行うと明言しました。

司令官はカナダ・ハリファクスで行った講演で、中国が自重の姿勢を捨てて、先を急ぐ国家に変質し、南シナ海の係争海域に砂の万里の長城を築き始めたと改めて非難。

今月訪中した際、南シナ海に関する中国の排他的で絶対主義的な見解に同意出来ないと伝えと明らかにしました。日常的に航行の自由作戦を実施して行く方針を示しました。

再び、人工島の12カイリ内に米艦船を航行させれば、中国はどのような行動をするのか、米艦船に警告はするだろうが、攻撃は出来ないのではないかと思う。

中国国民は中国政権に対して不満を爆発させ、政権の維持が難しくなるのではないか、そうなれば米艦船に攻撃をする可能性もある。

中国は負け戦はしないが、中国国民が弱腰政権に対して不満をぶつければ、中国共産党は政権を維持出来ないだけに、板挟み状態になり、軍部が暴走するかもしれません。

中国の好き勝手にさせない様にしなければ、南シナ海は中国の支配下に入ることになる。

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