2015年1月3日、ベトナムで中国企業が受注した鉄道建設現場で事故が多発している。
現地メディアによると、ハノイ市に建設中の都市鉄道2A号線(ドンダー区カットリン―ハドン区間)のコンクリート柱工事現場(チャンフー通りハドンバスターミナル付近)で大きな崩落事故が12月28日におこった。
工事を請け負った中国の建設会社に違反行為があったことも判明したが、中国からのODA(政府開発援助)支援を受けての工事だった。
発注したベトナム政府は、中国大使館に「中国企業に手抜き工事をせず、安全かつ完璧に施工するよう指導してほしい」と要請している。
高架の崩落事故の原因は、生コンクリートを流し込む型枠の強度が足らず、重量に耐えきれなくなり変形して大破。足場や鉄筋が崩壊し、生コンクリートは道路に流れ出す大惨事。
この事故で、崩落した足場や鉄筋の下敷きとなり、走行中のタクシーのボンネット部分が完全に押しつぶされた。運転手は事故の様子を「走行中に突然ドーンと大きな音がして前が見えなくなり身動きがとれなくなった。流出した生コンクリートでタイヤが埋まり、ドアも開かなくなり死を予感しました」と伝えた。奇跡的に運転手と乗客3人は救助され軽傷だった。
この工事は、中国企業の中国鉄道第6局有限会社が行なっている。この路線では、11月6日にも第3タインスアン駅高架工事現場で、建設資材の鉄筋が落下する事故をおこし、バイク3台が鉄筋の下敷きとなり、1人が死亡。4人が重軽傷を負った。
ベトナム政府は、一時工事を中断させ、会社側から安全改善策を受け取り11月末に工事の再開を許可したばかりだった。
中国では、手抜き工事は珍しくなく、酷い例では基礎を手抜きした建設中の13階建てマンションが(2009年6月・上海)倒壊し世界中から注目された。
中国の手抜き工事は当たり前であり、この国にインフラやマンションを建てさせると手抜き工事で崩壊する。
インドネシアも新幹線を中国に決めたが、手抜き工事をして高速で走る新幹線が脱線して多くの死者が出るのではないかと思う。安全など無いに等しい、期限までに完成させるために、手抜きをして完成させているようである。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2015年11月23日月曜日
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