韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が、またもやピンチを迎えている。最新の世論調査で、回答者の半数近くが日韓首脳会談を「成果がなかった」と斬り捨てたのだ。当然、支持率は下落し、不支持率は上昇している。安倍晋三首相に昼食を出さなかった狭量さへの批判も消えていない。韓国経済の低迷も深刻で、朴氏の断末魔の叫びが聞こえてきそうだ。
韓国の世論調査会社「ギャラップ」は6日、世論調査(3~5日実施)の結果を発表した。それによると、2日にソウルで行われた日韓首脳会談について、回答者の46%が「成果がなかった」と答え、「あった」の23%の2倍に達した。
慰安婦問題については「日本政府が態度を変えないと思う」が76%、「態度を変えると思う」が14%だった。朴政権の支持率は前週より3ポイント下落の41%となり、不支持率は5ポイントも上昇し、49%となった。
下落の要因として、歴史教科書の国定化強行への反発もあるようだが、韓国国民の多くが「日韓首脳会談=失敗」と受け止めたのは間違いなさそうだ。
そもそも、朴氏は強固な「反日」姿勢で求心力を保ってきた。日韓首脳会談は世論の期待に応えるチャンスだったが、国民注視の慰安婦問題では、安倍首相からまったく譲歩を引き出せなかった。世論から見放されるのも当然といえる。
安倍首相との昼食会が開催されなかったことも、支持率に影響した可能性がある。
韓国では、伝統的に客人を食事で接待することが重要視されている。テーブルいっぱいに料理を並べて、もてなしの気持ちを表し、客人に喜んでもらう国民性なのだ。
今回、昼食会が設定されなかったことで、「客人に失礼だ」「朴氏は狭量」などと、見なされた節もあるという。
韓国情勢に精通するジャーナリストの室谷克実氏は「これまで朴氏は外交で得点を稼ぎ、内政で失点することを繰り返してきた。それが今回は外交で失点した。慰安婦問題で何らかの“譲歩”を引き出せると思って臨んだが、そうはならなかった。経済指標も軒並み悪い。不良債権問題も深刻だ。政権浮揚に向けた好材料は見当たらない」と指摘している。
韓国まで会談に行き昼食も出さず、失礼にも程がある。普通ならそのまま帰国してもいい対応である。韓国と中国とは仲良く昼食を食べている。こんな失礼な国とまともに付き合う必要はないのではないでしょうか。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2015年11月8日日曜日
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