2012年4月18日水曜日

イランは高濃縮ウランを停止か

イランのサレヒ外相は、欧米などがイランへの経済制裁を緩和するのであれば、核開発につて問題の解決をする用意があると表明しました。次回の核協議に向けたメッセージである。

核協議の焦点である、高濃縮ウランの取り扱いについて外相は、濃縮活動は我々の権利であると言いつつ、次回の会合では異なる濃縮ウランをどのように獲得するかについて話し合う事が出来る。平和利用の確保を保守するのであれば、高濃縮ウランの生産は停止する可能性を示唆しました。

アメリカは、イランに対する制裁を維持すると表明しました。核開発問題を全て解決しなければ制裁は解除しないという。

イランもなかなかしたたかである、平和利用のウランの濃縮は認めろという事である。常任理事国+ドイツがそのイラン案を飲むかどうかである。仮に平和利用を認めても、いつでも高濃縮ウランへの開発は可能だと言うことになる。アメリカはその点、全ての濃縮ウランの停止を求めています。
なかなか纏まりそうもない状況です。

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