東電が1日から電気料金の値上げを踏み切った。値上げに反対する企業は9割以上から同意がもらえていなく、個別の契約更新日まで現行の電気料金を継続するが、更新日が来れば17%の電気料金の値上げになる。
鉄スクラップを溶かす電炉メーカーは、大量の電気を使用する、その為電気料金の安い夜間や休日に操業しているとのこと、東電に値上げ幅を縮小するように要請しているが、交渉は難航しているという、ちなみに電気代は年間6億円~7億円の負担増になるという。
中小企業はさらに深刻な状態である。金属加工メーカー契約が6月に切れるので、16.6%の値上げになる。月額47万円の負担増で従業員の2名分の負担増になる。企業によってはリストラをせざざるえない企業も出てくる。
メッキ加工業者も業者によっては値上げによる負担が年間1000万円、国際競争の中、必死で競争してきたが、関西や中部の加工業者が攻勢を掛けられ、企業存続の危機に晒されそうである。
他の業界からも一方的な値上げは独占禁止法の疑いがあるという見解を出している、公正取引委員会に是正措置を要請しているという、さらに自治体にも反発が広がっている、地元の企業が電力の安い中部地方管内の地域に移転を検討している企業もあるという。
東電の大幅な電気料金の値上げは、企業に取ってみれば死活問題である。東電は資本強化や福島原発の賠償等で、国に3兆4000億円もの税金が注入されている。東電は国にお金をいただき、電気料金の値上げを企業に転嫁している。東電のやりたい放題のやり方を政府は黙認するのか、これでは、関東地方の中小企業は倒産するか、リストラでしのぐしかなくなる。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2012年4月1日日曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁
金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...
-
インターネット 上には「掛けてはいけない電話番号」と銘打たれた、詳細不明の電話番号のリストが多数存在しています。それら電話番号と共に書かれている文面を見るに「掛けると死ぬ」「呪われる」「ドッペルゲンガー」「 宇宙人 」「貞子の電話番号」「花子さんの電話番号」などなど、いかにも恐ろ...
-
ホラー 映画『ファイナル・デッドコースター』で描かれるような遊園地での悲惨な死亡事故は、残念ながら現実でも起きてしまうことがある。今年8月には岡山県の遊園地で、走行中のジェットコースターの安全バーが外れ、乗客1人が負傷する事故が発生した。また、同日には大分県の遊園地でも、レールを...
-
人を殺した人と会う。 死刑囚 の実像に迫るシリーズ【3】 「“あの時”に 時間 を戻せたらいいのに、ということはいつも思います。ただ、もしも“あの時”に戻れるとしても、今の自分で戻りたいです。自分まで当時の自分に戻ったら、また同じことを繰り返してしまいそうだからです」 昨...
0 件のコメント:
コメントを投稿