2012年4月18日水曜日

スペイン国債の高利回り

スペイン国債入札の裏側


再度、ヨーロッパ中央銀行による資金供給があり、このためスペイン国債入札は成功したと報じられていますが、入札後の利回りは以下の通りです。

ギリシャ・利回り20.39%

スペイン・利回り 5.83%

イタリア・利回り 5.45%

なんとかスペイン国債利回りは6%を下回っていますが、更にスペインの金融機関によるスペイン国債保有高が膨らみましたので、リスクは更に増したことになります。
NAVEDAのブログより参照

ものすごい高金利です。仮に100万円でスペインの国債を買えば、1年後には5.83万円の金利が付くことになる。ギリシャの場合は20万円の金利が付くというサラ金並みの金利である。ギリシャ、スペイン、イタリアなどの国債の償還が始まれば、その金利をつけて返さなければならなくなり、リスクが増大することになる。債務が膨らむ道をひた走っている、いずれどこかでデフォルトの危機が襲うのもそう遠くはないのではないでしょうか。

さらに利回りが上がれば、国債を保有する銀行の含み損が膨らみ銀行も倒産の憂き目に遭うことになります。雪だるま式に債務が増える状況です。

0 件のコメント:

コメントを投稿

日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁

金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...