太陽の周期的な活動に異変が起き、「冬眠」に入って地球に低温期が到来する可能性があることがわかった。国立天文台や理化学研究所などが19日発表した。太陽の黒点の様子にも、過去に地球の気温が下がった時期と同様の変化が見られるという。
太陽には南北両極に正と負の極があり、約11年周期で同時に反転する。2013年5月に次の反転が始まると予測されていたが、太陽観測衛星「ひので」で観測したところ、北極では約1年早く反転に近づいていることがわかった。南極はそれほど変化がなかった。
このペースだと、12年5月に北極のみが反転し、太陽の赤道付近に別の極ができる「4重極構造」になるという。朝日新聞より引用
太陽活動が異常になってきている、両極が+極になるという四極構造になるという、さらに黒点の数も少なく北半球に偏っているなど、今までの太陽とは違う状態になっている。過去にこのような現象が起きたのは17世紀から18世紀にかけて太陽活動が不活発になった『マウンダー極小期』開始前後と同じ状態であるという。
( 『マウンダー極小期』とは太陽の黒点活動が著しく減少した時期、この時期は地球気候が寒冷化したことが分かっています)
今年の夏は冷夏になる可能性が高くなってきた。冷夏になれば穀物の収穫に影響を与える。数十年前に日本が冷夏になった時、米が不作でアジアから米を大量に輸入したことを思い出す。米だけではなく野菜等も不作になる可能性が高い。
今回は地域的な冷夏ではなく、地球全体が寒冷化すると言うことになれば、食料の輸入もままならないのではないかと思う。食料・肥料などが大幅な値上げにつながることは避けられない。今から少しは備蓄(焼け石に水か)をしておかなければ、ならないのかと思う。今後、数年は寒冷化の影響で、夏は涼しく、冬はさらなる温度下降になる。
自然には逆らうことは出来ないと言うことです。
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