2012年4月21日土曜日

北朝鮮3度目の核実験強行か

北朝鮮、「核実験」の準備完了 

 【ソウル=辻渕智之】韓国紙・朝鮮日報は21日、韓国政府筋の話として、北朝鮮が北東部の咸鏡北道豊渓里で進める3度目の核実験の準備を事実上完了したと報じた。実験直前に坑道を埋め立てるための土砂が坑道の入り口付近から消えたのが衛星写真で確認されたという。

 この政府筋は「実験に使う核兵器の地下の坑道への設置が終わり、坑道が埋め戻された可能性が大きい」と指摘。「技術的に2週間以内に核実験が可能な状態だ」との見通しを示した。

 「ケーブル設置など、最終作業を終えたかは確認されていない」とも述べた。ケーブルは、地下の核実験場と外部の監視装置を接続するケーブルを指すとみられる。

 韓国の政府筋は今月1日時点の衛星写真では、埋め戻し用の土砂が外部から搬入され、坑道入り口付近に積まれる量が増えていると明かしていた。

 国連安全保障理事会は16日に、北朝鮮の「人工衛星」と主張する13日のミサイル発射を非難し、核実験にも警告を発する議長声明を採択した。

 ミサイル発射から1~3カ月後に核実験に踏み切った2006、09年と同じ流れで、金正恩新体制は国際社会の懸念を無視する形で核実験を強行する可能性が高まった。

 核実験の目的は核弾頭の小型化や、計算通りの爆発能力の検証。韓国軍当局は、過去2回のようにプルトニウムではなく、寧辺の核施設で濃縮を進める高濃縮ウランを使う可能性が高いとみている。

 北朝鮮は故金日成主席の生誕100年の今月を、国を挙げた大祝祭と国威発揚の月と最重視してきた。ミサイル発射失敗で失墜した威信を早期に回復するため金正恩第1書記が、朝鮮人民軍創建80周年の25日前後など、月内に核実験を強行するとの観測もある。

北朝鮮南西部・黄海南道(ファンヘナムド)で、金正日(キムジョンイル)総書記が死去した昨年12月から4月まで、大勢の餓死者が出ていたことが分かった。総書記死去にともなう100日間の哀悼期間中、経済活動が中断したことなどが大きな原因とされる。

死者数は2万人に上るとの情報があり、新指導者の金正恩(キムジョンウン)第1書記は報告を受け、軍用備蓄米の配布を指示したという。北朝鮮関係者が明らかにした。(外報部・城内康伸) 北朝鮮は故金日成(キムイルソン)主席生誕100年を迎えた15日、過去最大規模の軍事パレードや花火大会を開催。その華やかな祝賀行事の裏で、大勢の地方住民が死に直面し、飢えに苦しんでいたことになる。(中日新聞)


何ともまぁ、懲りない国ですね。ミサイルの発射に失敗したので、今度は核兵器の実験をするという。核実験でいくらの費用がかかるのか分からないが、相当の金額が使われることになる。食糧不足で2万人が餓死しているという情報もある。ミサイル発射や核実験をする費用があるのなら、食料を輸入すれば、自国民を餓死させる事も無いはずであるが。

さらにミサイルの発射もあるようである、先日失敗したミサイル以外にもう一基あるそうである。これも近々打ち上げの実験をするようである。

先軍政治の政策は捨てようとしない。中国はICBM(大陸弾道ミサイル)の兵器を北朝鮮に供与したという疑惑がアメリカ議会公聴会で問題になっている。中国は否定はしているが。

ICBM(大陸弾道ミサイル)も張りぼてだというニュースもある、写真を詳しく分析した結果だというニュースも流れている。車輌は中国からの支援でその上に載っている、ミサイルは偽物のICBM(大陸弾道ミサイル)だという事みたいである。

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