2017年11月29日、騰訊網は、「ごめんなさい、私は子どもに日本で教育を受けさせることに決めました!」とする記事を掲載した。
記事は「子どもの教育には多くの親が悩んでいることだろう。日本に住む中国人の親となると、どっちで教育を受けさせるかでさらに悩むことになる」とし、ある日本在住の中国人女性を紹介する。
女性は、当初、仕事の関係で中国の両親のもとに2歳の子どもを預けていたものの、最終的に子どもを日本に連れてきて、日本の教育を受けさせることを決心。その理由について、「国内の教育は確かに失敗。どこへ行ってもお金が物を言う。しかも、日本で子どもを育てるよりも高い。私たち親にも責任がある。甘やかすのは結局、子どものためにならない。外国に媚びているんじゃなくて、日本に学ぶため。井の中の蛙ではダメ」としている。
記事は、日本の教育の優れた点として、「保護者の力を借りずに自分で通学する」「寒い冬の日でも薄着で、身体鍛錬をする」「自分たちで野菜を栽培して、食べる」「正しい姿勢を教え込まれる」「感謝を学び、社会に報いる心が養われる」「さまざまなクラブ活動がある」などを挙げた。学業だけが教育ではなく、知識を含めた人間としてのバランスの取れた教育が受けられるという点に、日本の教育のメリットを感じたようだ。
また、中国では否定的な「小さいころから化粧をすること学ぶ」「早い段階から性教育を行う」「思春期の自由な恋愛が認められている」という点も挙げた。記事は、「幼少期から化粧に関心を持つことは美意識の鍛錬につながり、学校における正しい性の知識に関する教育は取り返しのつかない悲劇を防ぐことにつながり、思春期の恋愛は正しい方向に導けば学業だけでなく、大人になってからの人付き合いにおいて大きな経験になるとともに、子どもに強い反抗心を抱かせないことにもつながる」とその利点を説明している。
レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年12月2日土曜日
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