2017年12月25日月曜日

金正恩「われわれがこれまでしてきたことはただの始まりにすぎない」

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長は23日に閉幕した第5次労働党細胞委員長大会演説を通じ、「われわれがこれまでしてきたことはただの始まりにすぎず、党中央は人民のための多くの新たな事業を構想している」と明らかにした。

24日の朝鮮中央通信報道によると、金委員長はこの日「同志たちを信じ社会主義強国建設に向け大胆で大きな作戦をさらに果敢に展開していくだろう」としてこのように明らかにした。

金委員長は21日から3日間にわたり労働党最末端責任者である細胞委員長を招集して今回の大会を開いた。2013年1月に第4次細胞秘書大会として開かれてから約5年ぶりだ。

党細胞は5~30人で構成される労働党の最末端組織で、細胞委員長はこの組織の責任者を意味する。金正恩政権は昨年12月には第1次全党初級党委員長大会を開くなど、党基層組織の役割を重視している。

彼は大会演説で「各級党組織と党の労働者はわが党の党細胞重視思想と方針を深く刻み、すべての党細胞を忠誠の細胞、党政策貫徹の前衛隊として強化するための事業に渾身を捧げていかなければならない」と強調した。

金委員長は今回の大会が「造成された情勢と革命発展の要求に合うように党細胞が機能と役割を一層高め、党の指導力と戦闘力を強化する上で重要な契機になるだろう。多くの問題と難関が横たわっているが、数十万の細胞委員長らと数百万の党員たちがいるので党中央は心強い」と付け加えた。

その上で「党細胞を重視し強化するための事業に大きな力を入れ続けるだろう」と話した。中央日報より

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