2017年12月24日日曜日

日本の菓子は「超別格」、ため息が出る美しさに

味はもちろん、見た目の美しさにもこだわる日本。中国人からすると、和食はもちろんのこと、和菓子の美しさも新鮮に映るようだ。中国のおやつは地域により異なるが、蒸したり揚げたりしたものや、美容や健康に良いスープなどもあり、見た目よりも食べ応えや効能に重点が置かれている印象だ。

では、どんな日本の菓子が中国人の心をつかんでいるのだろうか。中国メディアの今日頭条は19日、「日本人のすることはとても細かい、比べ物にならないクオリティー」と題し、芸術品のように美しい日本の数々の菓子の写真を掲載して紹介した。

見とれるほど美しい日本の菓子といえば、まず思い浮かぶのは見ているだけで涼しくなりそうな夏の和菓子だろう。記事は、金魚が涼しげに泳ぐゼリー菓子や、星の輝く夏の夜空を模した羊羹、また、デザイン豊富なうちわ飴や、金魚、カエル、ライオンなどの形に作った、職人技が光る飴細工を紹介。いずれもため息が出るような美しさで、「買わずにはいられない」と感激している。

また、バラの形に盛り付けてくれる「バラ型ジェラート」、「フラワーゼリー」など見ているだけで楽しくなってくるデザートもある。さらに、日本らしさといったら萌えも欠かせない。記事は、猫を模した菓子も多く紹介。和菓子の一種である練り切りを上手に使い、猫がこたつで寝ているところ、ゼリーの金魚を猫が見ている様子、ホットケーキに猫が群がるように見立てたものなどあり、遊び心を感じさせる。ほかにも、猫の形のパフェやドーナツ、肉球のデザインが印象的な和菓子など多数紹介した。日本の菓子は「クリエィティブ的にも超別格」と記事が絶賛するのも納得だ。

飴細工など、中国にも腕の立つ職人はいるが、日本は見た目の良さも重視しており、この点は中国とは異なるといえるだろう。しかし、近年は中国に進出する日本の菓子メーカーも増えており、将来的には中国でも日本のようなきれいでかわいい菓子が広まっていくかもしれない。サーチナより

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