中国は国内総生産でこそ日本を追い越しているが、自らを「開発途上国」であると主張している。将来的な先進国入りを目指す中国にとって、近隣の先進国である日本は手本であると同時に「尊敬すべきライバル」なのだという。
中国メディアの今日頭条はこのほど、日本経済はバブル崩壊後に約20年にわたって成長が停滞しているとしながらも、それでも複数の産業において今なお世界をリードし続けているとし、「日本は中国にとって最も尊敬すべきライバル」であると伝えた。
記事は、日本は近代から現代に至るまでに2度の飛躍を体験していることは中国人なら誰でも知っているとし、1度目は明治維新であり、2度目は戦後の焼け野原からの復興であると指摘。そして、2度目の飛躍では日本は世界第2位の経済大国まで成長し、一時は米国を丸ごと購入してしまうほどの勢いを見せたと紹介した。
続けて、日本のバブルは崩壊したが、日本には自動車や電機、小売業などで世界有数の企業が数多く存在し、今日の日本経済を支えていると紹介。近年は中国や韓国の成長によって、半導体や家電、造船業などで日本企業は主導権を奪われつつあるとしながらも、日本企業はより付加価値の高い分野に経営資源を集中させており、今なお中国企業を凌ぐ影響力を維持し続けていると指摘した。
さらに高齢化や人口減少などの問題に直面しており、もはや再び成長のピークを迎えることは難しいとしながらも、「今後も日本は尊敬すべき先進国であり続けるだろう」と指摘。先進国入りを目指す中国にとって、日本は手本であると同時に「尊敬すべきライバル」であり続けるはずだと伝えている。サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年12月2日土曜日
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