2017年12月25日、米国が通商拡大法232条を適用し、韓国製鉄鋼への締め付けを強化する可能性が高まっている。さらに、日本、カナダ、インドなどの主要な鉄鋼輸入国もこれに追随しているという。韓国・ソウル経済が伝えた。
鉄鋼業界によると、カナダは韓国製炭素・合金鋼管に対し、22年まで最大88.1%の反ダンピング関税を課した。これによって韓国国内の製鉄企業の現代(ヒュンダイ)製鉄に52.5%、セア製鋼に27.5%、ネックスチールに12.9%の追加関税が課された。
このような動きはカナダだけではないという。日本は今月19日、韓国企業19社の鉄鋼製管用継手に最大74%の反ダンピング関税を賦課する予備判定を下した。インドも今年4月に韓国製の熱延プレートに対し、21年までに1トン当たり478?561ドル(約5万4100?6万3550円)の反ダンピング関税を課した。
韓国を対象とした世界の輸入規制措置193件(12月基準)のうち45%となる87件が鉄鋼・金属製品に集中している。中でも米国が20件と最も多く、カナダ(9件)、インド(8件)、オーストラリア(8件)の順となっている。
記事は「さらに来年初めには、米国が通商拡大法232条に基づき韓国製鉄鋼が自国(米国)の安全保障に影響を与えると判断した場合、韓国鉄鋼材が全世界から標的にされる可能性が高い」と分析している。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは
「韓国は世界中からなめられている」
「韓国だけじゃなくて世界中が過剰生産しているのに、なぜ韓国だけを責める」
「悲しいけど、韓国のように内需が小さく輸出に頼る国ではよくあること。国内企業の体質改善が行われない限り、この問題は続く」
など、韓国の立場への懸念の声が寄せられた。
また「世界中が自国の利益だけを重視するようになった」と世界情勢に言及する声もみられた。
その他
「良質な韓国製鉄鋼を使えなくて被害を受けるのは自分たちなのに」
「一般的な製品は安くて大量に売れるほど利益が出るのに、鉄鋼は違うんだな」
などのコメントもあった。レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年12月27日水曜日
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