2017年12月24日日曜日

日本に負けるのは仕方ないとして「中国自動車産業が韓国にまで負けるのは悔しい」

世界最大の自動車市場となった中国だが、街中を走っている車の多くは日系車やドイツ車などの合弁メーカーが生産した車で、中国車は決して高い支持を得るに至っていない。中国のネット上では中国車に対し、「乗っていてメンツが立たない」、「故障が多い」といった苦言も多く見られるのが現状だ。

中国で初めて自動車誕生したのは1931年5月のことだったという。それから86年が経過しているが、なぜ中国自動車産業は世界はおろか、自国の市場でも大きな存在感を示すことができていないのだろうか。

中国メディアの今日頭条は22日、中国の自動車産業には86年の歴史があるというのに、なぜ未だに日韓を追いかける状況なのかと題する記事を掲載し、特に韓国に比べて24年も早く自動車を生産できたというのに韓国に大きな遅れをとっているのは悔しいことだと伝えている。

世界初の自動車は1769年に誕生したと言われており、ガソリンエンジンを動力とした自動車は1885年にドイツのダイムラーが発明したものだ。その後、フォードによる自動車の量産化を経て、今や自動車は現代人にとって必要不可欠な存在となった。

記事は、中国初の自動車は1931年5月に誕生した「民生」号75型トラックであると伝え、驚くべきはこのトラックは多くの部品が中国で生産されたものであり、国産化率は70%にも達していたことだと紹介。75型トラックは年200台の生産が予定されていたが、日本との戦争によって工場が接収されてしまったが、1956年7月には中国人民解放軍向けトラックの生産が始まったと紹介した。

また、日本の自動車の歴史は中国より古く、1900年代まで遡ることができ、1907年には純国産のタクリ1号が誕生したと紹介。一方、韓国に自動車産業は1955年8月のことだったと伝え、中国よりも24年も遅かったと紹介しつつも、韓国の自動車産業の発達ぶりは中国でも広く知られているとおりであり、「なぜ中国の自動車産業は日本はおろか、韓国にも負けているのか」と悔しさをにじませた。サーチナより

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