中国では、歴史や政治的な理由で、日本に対して良いイメージを持っていない人が少なからず存在する。それらの人たちは、日本のことをよく調べもせずに排斥し、日本を排斥する自分には「愛国心がある」と主張する。
だが、日本を盲目的に排斥することは果たして正しいことなのだろうか。中国メディアの今日頭条は20日、「生涯忘れない日本での生活」と題する記事を掲載し、日本で長期間生活した経験のある中国人の手記を掲載し、日本を盲目的に排斥することは正しいことではないと強調する記事を掲載した。
まず記事は、島国である日本は国土が狭く、都市部の人口密度は非常に高いが、それでも街に秩序が失われることはなく、道路にもゴミ1つ落ちておらず、清潔さが保たれていることを紹介。また、渋谷や新宿などの大都市でも、自動車の渋滞はなく、歩行者もきちんと信号を守って通行していることに驚いたと紹介。中国では自動車、電動バイク、自転車、歩行者が我先に進もうとしたり、信号を平気で無視するために、いたるところで渋滞が発生しているのが現状だ。
また、もし見知らぬ土地に行った場合でも、日本は地図やナビゲーションシステムが整備されているため、地図を読むことができれば問題はないことを紹介。もし、道を尋ねなければならない状況になったとしても、日本人は非常に親切に教えてくれるし、自分が分からない場合には他の人に聞いてまで教えてくれたり、それでも心配な場合は目的地まで連れて行ってくれることを紹介した。
さらに記事は、中国でも北京は清潔だし、人びとのマナー意識も高いとする一方、地方出身の出稼ぎ労働者が北京市の秩序を乱していると主張。だが、日本では東京や大阪にもたくさんの地方出身の人が暮らしているが、各々が他人に迷惑を掛けないように行動していて、こうした意識の点で中国との間には差があると主張した。
結論として記事は、中国の若者に対して「愛国心を高める」ことも大切であり、日本と中国の間には歴史や政治的問題は存在するが、日本のことを何も調べないうちに排斥するのではなく、「相互理解を進め、良い点を学びあうよう努力することが大事」と呼びかけている。サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年12月24日日曜日
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