近年、中国で一気に普及したシェアサイクル。利用料金は安価ながらどこでも乗り捨てが可能であるため、利便性は非常に高い。だが、個人で自転車を所有する人がいなくなったわけではなく、自分の自転車に乗り続けている中国人も少なからず存在する。
中国メディアの今日頭条は24日、日々の通勤をはじめ、日常生活で自転車が欠かせないという中国人による手記を掲載し、「日本から持ち込まれた中古自転車は品質が高すぎて驚くと同時に、中国製の自転車の品質の悪さを徹底的に認識させられた」ことを伝えている。
この中国人は就職を機に自転車に乗るようになったようで、自宅から離れた職場まで毎日、自転車で通っているようだ。当初は300元(約5164円)ほどで中国産の折りたたみ自転車を購入したというが、通勤時の悪路の影響もあって3カ月ほどで「悪路には適さない」と判断し、買い換えることにしたという。次に購入したのは同じく中国産の「シティサイクル」で、俗に「ママチャリ」とも呼ばれるタイプの自転車だった。乗り始めた頃は快適だったというが、半年ほど経過したころからブレーキが壊れたり、タイヤがダメになったりとトラブル続きで、購入から1年ほどで修理に計200元(約3442円)ほどかかったらしい。
あまりに頻繁に自転車修理に訪れたためだろう、自転車の修理屋から「海洋車」に乗り換えることを勧められたという中国人。「海洋車」とは「海の向こう」の自転車を意味し、つまり現地では日本から持ち込まれた中古自転車のことを指すらしい。価格は400ー600元(約6885ー1万328円)ほどと中国産の自転車に比べて高額だが、同僚の多くが「海洋車」に乗っていたうえ、退勤時に中国産の自転車が壊れ、疲れた体で自転車を押しながら自転車修理屋に駆け込むというトラブルにも飽き飽きしていたため、この中国人も「海洋車」への乗り換えを決心したそうだ。
日本の中古自転車に乗り換えてから「5年」が経過したというが、「ほとんど故障もなく、今も快適に乗れている」としている。もともと中古自転車であったのに、購入後5年が経ってもほとんど壊れないというその品質の高さに驚くと同時に「中国はかつて自転車大国だったはずなのに、質の高い自転車は作れないのか」と疑問を投げかけ、日本の自転車に乗ったことで「中国産自転車の品質の低さを知り、失望してしまった」と伝えている。サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年12月27日水曜日
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