2016年4月22日金曜日

中国・韓国の民度の低い国民(台湾の国民に感謝)

熊本県などで大きな地震が続いていることを心配している。ニュースによると、48人(20日現在)が亡くなり、1000人以上の負傷者が出たという。亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。そして、被災者のみなさまには心からお見舞い申し上げます。

俺は九州にも多くの友人がいるので、すぐ日本に連絡を取ったんだ。幸い友人たちは「余震が続いて怖い思いをしているが、大丈夫です」とのことだった。これ以上、被害が広がらないことを願うばかりだ。

日本政府の要請もあって、米軍も被災者支援に参加しているそうだ。垂直離着陸輸送機オスプレイが、孤立した山間部に救援物資を運んだと聞いた。同盟国として、米国政府にはできる限りの支援をしてほしい。

5年前の東日本大震災では、被災地で略奪が起こらなかったことに世界中が驚いた。俺の動画でも、非常事態における「日本人の高い倫理観」を紹介した。今回もインターネットをチェックしたが、略奪などの記事は見当たらなかった。「世界中が日本と同じ水準の道徳教育を受けるべきだ」と思ったぜ。

こうしたなか、中国と韓国に関する、信じられない記事を見つけた。

台湾メディアによると、中国の一部商店が、日本の地震に絡めて「マグニチュード8ならさらに安くします」「日本が全滅したら大安売りします」「日本が沈没したらタダで差し上げます」などと販売促進キャンペーンに利用していたという。正気なのか?

韓国でも、ネット上に「日本は沈没すればいい」「日本の地震はいいニュースだ」「すっきりする」といった書き込みが見られるという。韓国のひどい対応といえば、東日本大震災後、サッカーの試合で、韓国側サポーターが「日本の大地震をお祝いします」という横断幕を掲げたらしい。

ごく一部の人間による仕業と信じたいが、他人の不幸を喜ぶ神経は、俺には理解できないぜ。

一方、台湾政府は地震直後に計6500万円の寄付を表明した。5月に新政権を発足させる蔡英文氏率いる民主進歩党も約340万円の寄付を行うことを明らかにした。

これだけじゃない。台湾の台中市の林佳龍市長や、地震で大きなダメージを受けた台南市の頼清徳市長、高雄市の陳菊市長が、給与の1カ月分を寄付したという。台北市の柯文哲市長も地震直後に支援を表明している。

台湾が、中国や韓国とまったく違うことを、改めて確信した。これこそ文明化された人間の行動だと思うぜ。そして、世界中がこうした行動をまねできれば、世界平和が実現できると思う。

親愛なるみなさんと、日本と米国、台湾に神のご加護がありますように。九州の地震が一刻も早く収まり、人々が平穏な生活に戻れるように祈っている。

では、また会おう!夕刊フジより

 ■トニー・マラーノ

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