2016年4月22日金曜日

オーストラリアの次期潜水艦はフランスが有利

25日付のオーストラリアン紙は、日独仏が争うオーストラリアの次期潜水艦の共同開発相手選定で日本が選ばれなければ、日本案に反対する中国が外交的に勝利することを意味するとの米政府筋の見解を報じた。

ターンブル首相は1月中旬に訪米した際、潜水艦選定についても協議したとされる。米政府は公式には中立の立場を強調しているが、事務レベルではこうした懸念をオーストラリア側に伝えているとみられる。

米政府筋は、海上自衛隊の「そうりゅう型」ベース案を支持する理由を(1)海洋進出する中国への対抗上、最も性能が高い(2)最も相互運用性がある(3)日米豪の戦略的協力が加速される(4)日本の敗北は中国の外交、戦略的勝利を意味するとした。

ただ、中国は資源国オーストラリアの最大の輸出先で、オーストラリア国内では日本案を選ぶことで中国との関係に悪影響が及ぶのではないかとの意見も一部にある。 夕刊フジより

残念な報道であるが、オーストラリアの次期潜水艦はフランスが落札しそうである。アメリカは日本の潜水艦を応援しているが、オーストラリアも中国は資源の最大の輸出国だけに中国に遠慮しているのだろうか。

最終的にはどのようになるかは、不明であるがこの時期に、日本の潜水艦が選択されなければ中国が喜ぶことは確かなことである。

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