租税回避地(タックスヘイブン)の利用者を暴露した「パナマ文書」を国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が調べたところ、中国の習近平国家主席の他、最高指導部・共産党政治局常務委員2人の親族に関する記載があったことが分かりました。欧米メディアが7日までに伝えました。
習近平主席の義兄・鄧氏がタックスヘイブンとして有名なカリブ海のバージン諸島にある会社の取締役・株主だったことが既に判明。さらに、習近平氏を含む政治局常務委員7人のうち、党序列5位で宣伝・イデオロギーを統括する鄧氏の義理の娘・賈氏が取締役・株主を務める会社が1社序列7位の張副首相の義理の息子・李氏が株主の会社3社がそれぞれバージン諸島にありました。
また、毛沢東の孫娘の夫・陳氏、胡(基党総書記故人)三男・胡氏がバージン諸島に会社を保有しています。
文書の流出先であるパナマの法律事務所は1989年、香港に進出し、2000年に中国大陸で初の拠点を設立。現在上海、大連、深圳など8カ所に事務所があり、同法律事務所が手がけるタックスヘイブン会社の内香港・中国大陸が関係するものが、29%占め、最大の市場になっています。
習近平指導部は空前の反腐敗運動を展開中。自らが先頭に立って腐敗撲滅を訴える一方、これと相反する蓄財疑惑についてはメディアやインターネット上の情報を封鎖、中国外務省もコメントを避けています。
自ら蓄財をしていて、それで反腐敗運動とは何事かと言いたい。中国国民がこの事実を知れば、習近平政権は持たないのではないかと思う。国民や官僚に対して腐敗をするなといいながら、自分はきっちり、蓄財をしている。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2016年4月8日金曜日
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