2016年4月15日金曜日

基礎研究は科学立国の第一条件

ある新聞に、山中伸弥(京都大学iPS細胞研究所所長)が基礎研究について語られています。

基礎研究なくして応用研究はあり得ない、基礎研究をしっかりやることにより「科学立国」の第一条件だとは話されています。

応用研究、たとえば難病の治療方法などは非常に大切ですが、それは近未来のことであり、50年、100年先を考えるとしっかりした基礎研究が必要である。

日本人の基礎研究は世界で一目置かれている存在であり、最近の受賞は誇らしいことであるが、注意しなければならないのは、受賞は現在の日本の科学水準を表しているものではないと言う事である。

多くの受賞が20年から30年前の基礎研究の成果によるものであり、私の場合は比較的短い期間で受賞をしたが、それでも10年前の成果である。

実際、世界の科学誌などに発表される研究論文の数、なかでもインパクト(影響力)のある論文でみると、アジアの他の国に追い越され、中国の方が前に行っています。やは中長期の計画を立て、研究を支援していくことが必要であると述べられています。

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