中国はギリシャの港湾施設である、ギリシャ最大のピレウス港を中国遠洋運輸集団が買収することに正式に調印した。
ピレウス港は地中海の海運の要衝であり、アジアから中東地域からヨーロッパへの玄関口に当たる港である。今後、中国がヨーロッパ進出の足がかりとなる港になる。
買収したのは中国国有の中国遠洋運輸集団で、習主席が主導する形で買収が勧められたという。中国側は3億6850ユーロ(日本円で450億円)で株式の67%を取得する。
中国はこの港湾施設の開発に3億5000万ユーロを投資する予定であるという。すでにピレウス港のコンテナの運営権を握っているという。
ギリシャ政府は欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)の支援を受け財政再建中である国有の港を民営化することで合意し、当初は民営化に反対していた、チプラス首相は推進姿勢に転換している。
地中海の要衝であるピレウス港が中国が握ることで、将来は中国海軍の港として活用されることも視野に入れている。そうなれば欧州連合(EU)は中国の脅威にさらされることになる。経済だけではなく軍事的にも中国はピレウス港を手に入れたのである。
欧州連合(EU)は地政学的に遠い中国と言っているが、ギリシャを拠点に欧州連合(EU)は中国の脅威と向き合うことになる。
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