2015年5月6日水曜日

ギリシャ富裕層に特別税

ロイター通信によると、ギリシャ政府は国際債券団から支援を得るため、国内で最も裕福な世帯を対象に特別税を課す案を提示した。ギリシャは支援の条件となる改革案での合意を目指し欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)と協議を進めているが、大きな進展は見られず財政破綻の危機が迫っている。
ギリシャ政府の改革案は年間3万ユーロ以上を稼ぐ労働者を対象に税率の引き上げや、高級車を所有する人には贅沢税等が盛り込まれている。さらに国内旅行に対しても課税対象にするほか税逃れを防ぐためにデビットカードの利用の取引も履歴として残る金額を70ユーロ以上とする計画だという。
年間3万ユーロは日本の金額なら405万円程度になる。税率がどれほど上がるか分からないが、これでは働く意欲がそがれることになるのではないかと思う。働いても税金で持って行かれたら、たまったものではない。それぐらいやらないと財政再建は出来ないと言うことある。日本も対岸の火事ではない。1000兆円の借金に火がつけば税率や消費税が引き上げられるのは明らかである。
ギリシャの富裕層はギリシャから逃げ出し、外国に資産を移すかも知れない。もう、富裕層は資産を海外に移しているかも知れない。

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