2015年5月24日日曜日

ユネスコ事務局長に反対を直訴

世界文化遺産への登録を目指す、明治時代の産業革命遺産に関する事務レベル会議が、22日行われたが、話し合いは韓国の遺産登録を政治問題にして、日本との話し合いは平行線のままである。その前に訪韓した、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)のバコバ事務局に対して、日本の世界遺産の登録に大統領を初め高官が登録への反対を求める直訴を行った。
バコバ事務局長の訪韓目的は、19日仁川で開かた、今後15年間の世界教育の課題を協議する世界教育フォーラムに出席のために訪韓した。
フォーラム当日、韓国外相はバコバ氏と会談し、日本の世界遺産の登録への反対を伝えた。朴大統領も日本の一部の施設で非人道的な労働が行われた事を伝え、世界文化遺産条約の精神に反し、登録しないように訴えたという。
バコバ事務局長は、日本と韓国が話し合いを行い解決して下さいという程度の反応であり、韓国の主張に疲れも見え隠れする。
韓国国内でも、大統領まで直訴することに対して、やり過ぎではないかという意見もあり、バコバ事務局長は中立の立場で、不登録に関しては影響力は期待出来ず、日本の反発を招くだけでとの見方も出ている。

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