2015年5月31日日曜日

ギリシャ重大局面

ギリシャがデフォルトに向かって、時間がなくなりつつあります。6月5日にはIMFに3億ユーロ(410億円)の返済が来ますが、ギリシャの閣僚は返済するお金がないと述べています。果たしてユーログループやIMFが返済を先延ばしするのか、それともこのまま何もしなくデフォルトをするのか、政治的駆け引きが続くのではないかと思われます。
ギリシャがデフォルトすればユーロ圏の銀行は、莫大な損失を抱えることになり、その負の連鎖がヨーロッパに波及することになります。ギリシャが借金を踏み倒せば、ロシアや中国がギリシャを救済するのではないかという、事も言われておりそうなればギリシャにロシアや中国の軍事基地が作られることは目に見えています。ヨーロッパにとっては、安全保障問題で地中海をロシアや中国の艦船が睨みをきかすことになり、脅威となり得る事態になります。

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