政府が導入を閣議決定した地上配備型の弾道ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の基幹装置となるレーダーについて、製造メーカーのロッキード・マーティン(LM)が、米軍が2020年に導入予定の最新鋭「ソリッドステート・レーダー」(SSR)を日本側に提案していることが分かった。
SSRは現行のイージスシステムより遠くの目標を発見できるなどの優位点がある。導入により弾道ミサイルに対する防衛能力が大きく高まるとしている。
LM社でミサイル防衛などを扱うRMS事業部のブラッド・ヒックス担当副社長が産経新聞の取材に応じて明らかにした。
ヒックス氏は日本のイージス・アショアに用いるレーダーについて複数の選択肢があると指摘。「イージス艦と同様のSPY-1D(V)のほか、ソリッド・ステート・レーダーシステムの提案もしている」と説明した。「米海軍のイージス艦や日本の海上自衛隊のイージス艦『あたご級』と(レーダー情報の共有などで)連携できるものになる」と述べた。
SSRは従来のレーダーよりも高性能で、弾道ミサイルの飛翔軌道をより正確に分析できる。また本物の弾頭とデコイ(おとり装置)を識別できるため、迎撃時の「無駄弾」を減らすことが可能で、迎撃能力を高く維持できる。
またSSRは、イージスとは異なる米軍の弾道ミサイル迎撃システム「長距離識別レーダー」(LRDR)に搭載され試験が進んでいる。米アラスカにSSRを用いたLRDRが20年に配備される予定だ。産経ニュースより
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2018年2月19日月曜日
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