北朝鮮の参加が正式決定したため平昌五輪終幕までは“一時的な平和”が実現しそうだが、朝鮮半島有事のリスクは高まってきている。有事に備える日米精鋭が緊急合体、降下訓練に臨んだ!!
1月12日、陸上自衛隊の習志野演習場で毎年恒例の「第一空挺団・降下訓練始め」が行われた。
ホストの第一空挺団は自衛隊唯一の空挺部隊であり、原発や都市部へ進出した敵の制圧や、海外での邦人救出も行う中央即応集団の隷下部隊だ。総兵力は約2000名。
彼らは敵制圧地域後方に空挺降下(航空機からの落下傘降下、ヘリからのロープ降下)で敵を制圧。味方後続部隊のために橋頭保を確保し、前進を続けるという苛烈な作戦を遂行する。自衛隊内で“精鋭無比”と称される猛者たちだ。
近年、第一空挺団は積極的に海外での合同訓練に参加しており、昨年も米アラスカやオーストラリアで、同盟軍と共に、現代戦ならではの多様な状況下での空挺降下作戦の実践訓練を行っている。
こうした流れを受けて、今年の降下訓練始めでは、今までほとんど公に姿を現さなかった沖縄のトリイ通信基地配属の「米陸軍第1特殊作戦群第1大隊(通称グリーンベレー)」30名が参加した。
さらに、ストライカー即応部隊の一員として、極東有事の際には真っ先にアラスカからC-17軍用ジェット輸送機で駆けつけ空挺作戦を実施する第25師団第4歩兵旅団戦闘団のレンジャー50名も駆けつけている。
訓練では、グリーンベレーとレンジャーの精鋭と第一空挺団500名の猛者が、航空自衛隊の各航空機に同乗し空挺降下を大々的に披露したため、例年以上の緊迫感があった。特に今回の降下でもその実力の片鱗を見せつけたグリーンベレーは、米国がこれまで関わってきた世界中の紛争の背後で、隠密作戦を含む様々な特殊作戦を実施し、大きな成果を挙げてきた部隊だ。
第一空挺団の降下訓練にグリーンベレーが参加したのは、中国人民解放軍が尖閣諸島に上陸した際、「空挺降下による日米共同の奪還作戦」が検討されているからなのかもしれない。
また、グリーンベレーは、今回の降下訓練でHALO降下(高高度降下低高度開傘)という特殊な戦技を披露しているが、これは鮮半島有事の際に極秘裏に北朝鮮領内に潜入するために使用される可能性が高い。
敵地に潜入したグリーンベレーは、友軍の巡航ミサイルや各種爆弾によるピンポイント爆撃を成功に導くべく、各種偵察や敵ミサイル施設等にレーザーを照射し続け、友軍の爆撃を誘導する。
さらに、金正恩氏の斬首作戦が実施される場合にも、やはりグリーンベレーの卓越した敵地での情報収集能力は不可欠である。斬首作戦では、サダム・フセインやビン・ラディンの時のように、身柄拘束、あるいは遺体の確保が優先されるはずだが、そうしたミッションに対応できるのも、グリーンベレーということになる。平昌五輪閉幕後、朝鮮半島を戦雲が覆うのか。infoseek newsより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年2月26日月曜日
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