2018年2月28日水曜日

高木菜那に報奨金4千万円 日本電産、3階級特進で係長

平昌五輪スピードスケート女子で二つの金メダルを獲得した高木菜那選手(日本電産サンキョー)に対し、親会社で精密モーター大手の日本電産京都市)の永守重信社長兼会長が28日、報奨金4千万円を出すことを明かした。また、3階級特進して係長になることも決まり、高木菜那選手は「いつもサポートしてもらっている。感謝の気持ちでいっぱい」と喜びを語った。

高木菜那選手は、女子団体追い抜きで金、女子1500メートルで銀、女子1000メートルで銅の三つのメダルを獲得している高木美帆選手(日体大助手)の姉。団体追い抜きとマススタートで金メダルを獲得した。

日本電産は2010年のバンクーバー冬季五輪でも、男子スピードスケートの銅メダリスト加藤条治選手ら日本電産サンキョー長野県下諏訪町)の選手2人に、報奨金計1600万円を支給。半分を日本電産の永守重信会長兼社長がポケットマネーから支給したほか、2階級特進させた。

高木菜那選手が所属する日本電産サンキョーの前身、旧三協精機製作所のスピードスケート部は、長野冬季五輪金メダリスト清水宏保選手らが所属していた名門で、経営不振のため03年に日本電産傘下に入り活動を続けている。朝日新聞より

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