2018年2月24日土曜日

羽生結弦、日の丸に「ありがとう」 国旗を丁寧に扱う姿に称賛、感動の声相次ぐ

フィギュアスケートの羽生結弦(はにゅう・ゆづる)選手は、ソチ五輪に続いて平昌五輪でも金メダルを獲得し、フィギュア男子66年ぶりの2連覇という偉業を達成。ケガを乗り越え、圧巻の演技を見せた羽生選手。インターネット上には、演技以外でも感動させられたと称賛の声が上がっている。
 
試合後のセレモニーで、日本国旗を受け取った羽生選手と2位の宇野昌磨選手は報道陣のカメラの前へ移動。しかし、3位のハビエル・フェルナンデス選手にスペイン国旗がまだ用意されていなかったことに気づいた羽生選手は、一度受け取った国旗を戻して記念撮影に応じた。その後、スペイン国旗がフェルナンデス選手の手に渡ると、自身も日の丸を広げ、3人全員で国旗を掲げた。ネット上に「羽生選手優しい」「そういう気遣いができるところもさすが」といった声が飛び交う。

さらに、羽生選手がリンクを去る際に日の丸に何かを語りかける姿や、ていねいに折りたたむ姿も目撃された。そんな姿に、「国旗にありがとうございますって言ってて感動」「国旗をとても丁寧に扱う羽生くんは、ほんとに日の丸を背負ってたんだな」などと投稿された。

この行動を受け、数年前に行われたフィギュアの大会の動画も注目を集めている。演技後にインタビューを受けることになった羽生選手。自分の荷物は床に置いたが、「国旗だけは下に置けない」とスタッフに預けていたのだ。これを見たネットユーザーらは、「国旗に敬意を払う姿が今でも印象に残っています」「羽生選手の国を背負ったアスリートとしての心意気は素晴らしいと感じました」。

すばらしい演技だけでなく、その人格でも人々を魅了する羽生選手。そして、そんな彼の行動や言動を称賛する人々に感動した。産経ニュースより

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