2018年2月23日金曜日

羽生結弦はなぜこれほどまでに人気なのか

2018年2月22日、中国メディア・国際在線は、フィギュアスケート男子シングルで66年ぶりの五輪2連覇を成し遂げた羽生結弦の人気が止まらないと伝えた。

記事は、「羽生は2017年11月に負傷して以来、試合に出場しなかったが、
平昌五輪では期待や不安、プレッシャーをはねのけた見事な演技で再び金メダルに輝いた」と紹介。

さらに、「その姿はまさに氷上の貴公子。羽生の人気は他に類を見ないほどで、各国メディアやネット上でも称賛の声は絶えない」とし、中国の国営放送・中国中央テレビの解説を担当した女性キャスターが中国の成語を駆使し、「容姿は玉のごとく、姿は松のごとく、優雅さはオオハクチョウが驚くがごとく、美しさは龍が泳ぐがごとく」などと情感豊かに伝え、「運命は勇者にささやく。『お前は嵐にあらがうことはできない』と。勇者はささやく。『私が嵐だ』と」と興奮を抑えるかのように実況したことを伝えた。

そして、「多くのファンが陶酔し、ひときわ大きな声援が飛び、演技後はリンクに『プーさんの雨』が降り注いだ」「66年前に五輪で連覇したディック・バトンさんも羽生の技術力と芸術性を絶賛し、3連覇もあり得ると期待を語った」などと紹介している。

この他、羽生の人気の理由について「容姿や演技だけでなく、その人間性にもある」と記事は指摘。ショートプログラム(SP)前日の公式練習後、後輩の宇野昌磨がインタビューを受けている際、羽生は画面に映り込まないように宇野の足元を這ってすり抜けた。こうした気遣いをする一面も人気の理由だと記事は指摘している。レコードチャイナより

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