2018年2月28日水曜日

日本、新「偵察衛星」打ち上げに成功「7機体制、全世界どこでも撮影」

日本が新しい情報を集める衛星の打ち上げに成功した。NHKは「27日午後1時34分、鹿児島県種子島宇宙センターで日本製H2Aロケットに載せた情報収集衛星が打ち上げられたが、約20分後に予定された軌道に投入され、打ち上げに成功した」と伝えた。

日本の情報収集衛星は事実上、軍事的目的の偵察衛星だ。地震・山火のような災害現場の被害把握はもちろん、北朝鮮の弾道ミサイル発射の動きなどを監視する資産であるためだ。

偵察衛星は大きく2つに分かれる。電波を利用して悪天候にも情報収集が可能な合成開口レーダー(SAR・Synthetic Aperture Radar)衛星、そして高性能デジタルカメラと赤外線センサーを利用して地上を観察する電子光学(EO・Electo-Optic)/赤外線(IR・Infrared)衛星などだ。今回日本が打ち上げた衛星はEO/IR衛星だ。

NHKは「今回の打ち上げの成功で(日本政府が)運用中である情報収集衛星は合わせて7機となった」とし「地球上のあらゆる地点を1日に1回以上撮影できる体制を備えることになった」と評価した。日本政府は北朝鮮の核・ミサイル脅威などを理由に今後偵察衛星を10期に増やす計画だ。

一方、韓国はまだ偵察衛星を一機も保有していない。軍当局によると、2021年~2023年まで5機(SAR衛星4機、EO/IR衛星1機)の偵察衛星を打ち上げる予定だ。このような空白期を考えてイスラエル・フランス・ドイツの衛星を賃貸して使う案が検討されたが、相手国の反対で失敗に終わった。軍関係者は「戦時作戦権転換の核心が独自で北朝鮮に対する情報資産を確保することだが、そのうち核心である偵察衛星確保さえできていない実情」と話した。中央日報より

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