昨年11月に右足首を痛めた男子フィギュアスケートの羽生結弦(23)=ANA=が、ぶっつけで臨んだ平昌冬季五輪で圧巻の演技を披露した。海外のメディアは演技後、ファンが大量の『くまのプーさん』のぬいぐるみを投げ入れる現象にも仰天。江陵(カンヌン)アイスアリーナに“黄色い雨”を降らせただけではない、羽生ファンたち独特の“流儀”が世界的注目を集めている。
ショートプログラム(SP)が行われたこの日。会場には観客が午前5時頃から並び始めたため、午前8時半の開場予定が約30分早められた。その約8割が羽生ファンとみられる。
ラトビアのデニス・ヴァシリエフス選手が登場したときのこと。場内のあちこちでラトビアの国旗がはためいた。双眼鏡で確認すると、意外にも振っているのは日本人らしき女性たちだった。
五輪には、小国やスケートが盛んでない国の選手も参加している。そういう選手たちが孤独を感じないように、彼らの国旗を掲げて応援しているのだという。“羽生以外は無視”ではない。温かい空気がそこに流れていた。
米国のスケート専門メディア『アイスネットワーク』は、米ボストンやフィンランドのヘルシンキで、日本のファンが日の丸だけでなく他国の国旗を持参していると紹介。「素晴らしいスポーツマンシップだ。国際スケート連盟は日本のファンに『ドウモ アリガトウ』と何度でも感謝すべきだ」と絶賛している。
国内で行われる大会では、出場選手全員の国の旗を持ってくるファンも数多い。これぞ羽生ファンの“流儀”だ。
こうした羽生ファンのフェアプレー精神は、羽生自身の姿勢に則ったものといえる。
羽生といえば、くまのプーさん。日本では本人お気に入りのアイテムとして知られ、この日もSPの演技終了後、プーさんのぬいぐるみが約300個、リンクに投げ込まれた。黄色に埋め尽くされた氷上をジュニアスケーターたちが拾い集めながら滑るのは、日本では見慣れた光景だが、米NBCテレビ(電子版)が「羽生が演技後にプーさんのシャワー(雨)を降らせた」と報じるなど、欧米のメディアは興味津々だ。
ところで、この大量のぬいぐるみは、回収後どこへ行くのだろうか?
羽生自身が明かした。「毎回やっていることなんですけど、現地の方、今回だったら平昌や江陵の方々に寄付することに決めています」。
ぬいぐるみは通常、地元の幼稚園、施設などに送られるが、それだけではない。羽生は過去に、自叙伝「蒼い炎」(2012年)、「蒼い炎II」(16年)を出版した際、かつてのホームリンクで東日本大震災で被災した「アイスリンク仙台」に印税総額約2000万円を寄付している。
前回のソチ五輪では、金メダル獲得の報奨金として日本オリンピック委員会から300万円、日本スケート連盟からも300万円を授与されたが、やはり被災した故郷の仙台市に寄付した。
ファンぐるみの“羽生劇場”が世界中の人々の心をつかみつつある。yahooニュースより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年2月19日月曜日
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