2017年3月5日日曜日

貨物船から北朝鮮製ロケット弾3万発 スエズ運河で拿捕

朝日新聞が入手した国連安全保障理事会の最新報告書で、エジプト政府が昨年拿捕(だほ)した貨物船から、北朝鮮製のロケット弾3万発が見つかっていたことがわかった。北朝鮮製の武器の押収としては過去最多。北朝鮮は安保理制裁で武器輸出を禁じられている。

北朝鮮制裁の履行状況を調べる安保理の専門家パネルが最新の年次報告書に盛り込んだ。報告書によると、貨物船に積まれていた鉄鉱石の下に79の木箱が隠され、ロケット推進式の擲弾(てきだん)が計約3万発入っていた。中国・南京で荷積みされた「水中ポンプの組み立て部品」と虚偽の説明が記されていたという。
貨物船は昨年7月23日に北朝鮮・海州を出港、マラッカ海峡を通過し、スエズ運河で同8月11日に拿捕された。最終目的地は不明。航海中、位置情報を外部に知らせる船舶自動識別装置(AIS)の電源はほとんど切られていた。旗国はカンボジアで、船長は北朝鮮人だったという。

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