シリアに米部隊派遣

シリアにいる過激派組織ISの掃討に向け、米軍は400人規模の部隊派遣を行います。現行の部隊1000人近い米軍が、ISのシリアでの拠点とされる北部ラッカの奪還を目指します。

ロイター通信や米国内の複数のメディアが9日報じました。米軍は特殊部隊500人がすでにシリアに展開。米軍主導の有志連合司令部ドリアン報道官は、400人の海兵隊・陸軍精鋭部隊が追加派遣されることを発表。クルド部隊を含むシリア民主軍（SDF）の応援に当たります。暫定的な派遣で、前線の作戦には従事しないといいます。

現在、ラッカ攻略作戦を進めるSDFの報道官は数週間中に市内を包囲したいと語りました。

ロイター通信は、米軍がクウェートに最大で1000人規模の米軍予備部隊を派遣することを検討していると伝えました。

国務省は9日、有志連合68ヶ国の外相級会合を22日ワシントンで開くことを発表しました。