9日に開幕した平昌五輪。この日の体感温度が氷点下10度前後という寒さの中、開会式を支えたのが日本企業の映像機器だ。プロジェクションマッピングなどに使用されたのはパナソニック製の最新鋭高輝度プロジェクター。世界中の人々が見守った大舞台の裏で、同社の社員も極寒と戦った。
平昌の夜空を鮮やかに彩ったプロジェクションマッピング。舞台裏にあったのは、パナソニック製の高輝度プロジェクター80台だ。
レーザー光源で明るさを従来の1・5倍に高めた3万ルーメンクラスの製品を今大会で初めて本格使用。しかも他社製品よりサイズも重量もほぼ半分。スペースや人員コストを抑えた上で、これまで機器トラブルのもとになっていた光源をランプからレーザーにしたことで「飛躍的に安定した運用が可能になった」と同社東京オリンピック・パラリンピック推進本部スポーツ事業推進部の土屋憲一朗課長(40)は胸を張る。
「成功して当たり前」という重圧の中、スタッフ約30人が現地入り。徹底したのは温度管理だ。スタジアム内に「キャビン」と呼ばれる小屋を設け、その中にプロジェクターを設置。だが、寒さで電源供給が不安定という悪条件。放置すれば、キャビン内でさえすぐ氷点下10度近くまで冷え込んでしまう。気温0度以下になったら機器がダメージを負いかねないため、温度が下がりそうになったらスタッフがヒーターの台数を増やすなど細心の注意を払ってきた。
高輝度プロジェクターの世界シェア50%近くを占める“王者”パナソニック。その機器納入で中心的役割を果たしたのが、土屋課長の部下でセネガル出身のカマラ・ママドゥ・ラミンさん(30)だ。2020年東京五輪・パラリンピックを見据えて、国際的なコミュニケーション能力や前向きな性格が評価されてメインの担当を任された。「大会を成功させることが我々のミッション。4年間頑張った証は結果に出る」と流ちょうな日本語で心境を語るカマラさん。残る閉会式、パラリンピック開・閉会式もチーム一丸で支え、2年後の東京大会につなげていく。
≪東京見据え耐久性追求≫スキージャンプやスノーボードなど4会場には「RAMSA(ラムサ)」のブランドを冠した音響システムが使用される。東京大会を見据えて開発されたもので、耐久性を追求。遠く離れていても近くにいても音量差なく選手や客席に届く。パナソニックシステムソリューションズジャパン施設推進部の矢口文彦部長(58)は「誰でも当たり前のようにストレスなく不都合を感じなければそれで十分。アスリートとともに戦うラムサでありたい」と語った。スポニチより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
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