2016年6月17日金曜日

「度が過ぎている」日本政府、反発強める

政府は16日、中国海軍の情報収集艦が沖縄県・北大東島の接続水域を一時航行したことについて「看過できない」(政府筋)と反発が強まった。9日の沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域航行から始まり、15日の鹿児島県・口永良部島の領海侵入に続く行動。政府内には「われわれの懸念などを顧みない行為で、度が過ぎている」との声が上がる。

中谷元・防衛相は16日夜、北大東島での情報収集艦の航行が15日の口永良部島と同一艦であると断定し「再三、申し入れているのに、同じ艦艇が入ったことを極めて注視している」と防衛省で記者団に述べた。「わが国の領土、領海、領空を守らなければいけない。しっかり厳重に警戒監視活動を続ける」とも強調した。

外務省幹部は「中国の行動はエスカレートしている」と警戒感を隠さなかった。官邸筋は、沖縄周辺海域で海上自衛隊と米国、インド両海軍の共同訓練「マラバール」が行われているとして、情報収集艦がインド艦艇を追尾していたとの見方を示した。 産経ニュースより

中国海軍の日本の領海や接続水域に進入し、日本に対して挑発的な行動が目に余る。中国の領海に侵入すれば、中国は容赦なく攻撃するはずである。その点、日本は攻撃をしないということを、中国は分かっているためか、何度も接続水域や領海を侵入している。領海に侵入した場合は、遠慮なく艦船を攻撃して沈めても、世界的には認められるのではないかと思う。

南西諸島の防衛を強化する対策を取るべきである。

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