2016年6月3日金曜日

危機的状況になりつつあるブラジル

ブラジル地理統計院は1日、2016年1~3月期のGDPが5四半期連続マイナスとなる前期比0・3%減だったと発表しており、前年同期比では5・4%減と、8四半期連続でマイナス成長となっています。

2015年通年は6年ぶりのマイナス成長となる<-3.8%>となっており、今年2016年も同程度のマイナス成長となると予想されていますが、既に<BB格>にまで格下げされており、今後<B格>に格下げされる恐れもあり、債務不履行となる可能性も囁かれており、危機は深まってきています。

今は金融緩和のおかげでジャンク債市場はまだしっかりしていますが、今後FRBが利上げに入れば、ジャンク債市場から資金が引き揚げられるのは避けられず、ブラジルが資金難に直面し、部分的にしろデフォルト宣言をする事態になるかも知れません。 GLOBAL EYEより

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