2016年6月12日日曜日

韓国軍と国連軍、中国漁船を摘発

ソウル=時事 韓国軍と在韓国連合司令部は10日、韓国が黄海上の南北境界線と位置づける北方限界線(NLL)付近で違法操業を続ける中国漁船を取り締まる合同作戦を実施しました。

北朝鮮と韓国が対峙する漢江河口は、朝鮮戦争の休戦後に国連軍が中立水域を設けて管理し、双方の進入を規制。1953年の休戦協定締結以来、初めてといいます。

中立水域付近はワタリガニの好漁場で、中国漁船の違法操業が問題化しています。韓国当局によると、先月だけで520隻の違法漁船を確認。今月中国漁船2隻を拿捕しました。

韓国政府は中国政府に是正措置を再三要請しましたが改まらず、合同作戦の実施を決めました。偶発的な軍事衝突を防ぐため、北朝鮮や中国に通知文を送り、船には国連軍の旗を掲げました。

聯合ニュースなどによると、合同作戦で中国漁船10隻を水域から退去させました。中国政府は聯合の取材に対して、取締の強化は望ましいとした一方、不測の事態が起きないように求めました。

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