政府の地震調査委員会は10日、今後予想される地震の揺れの強さや確率をまとめた2016年版「全国地震動予測地図」を公表しました。海溝型地震と陸地・沿岸の浅いところで起こる活断層型地震を想定。南海トラフ地震の発生が近づいているとされており、今後30年以内に震度6弱以上の揺れが起こる確率は、東海から四国の太平洋側で引き続き上昇しました。
海溝型と活断層型地震を総合すると、都道府県庁所在市の市役所の地点では、千葉が全国最高85%で、水戸と横浜が81%と、関東で高いところが目立ちました。東京都庁は47%。
南海トラフ沿いでは高知73%、徳島71%、静岡68%、津62%等となっています。
予想地図は今年1月1日の熊本地震は反映していません。事務局の文科省は震源となった布田川・日奈久断層帯を3年かけて改めて調査し、早ければ次回の地図に成果を盛り込む予定です。
南海トラフ地震は今後30年以内にマグニチュード8~9級の地震発生確率が60%~70%と予測されています。活断層型地震では、地盤が軟らかい関東、中部、近畿の三大都市圏は揺れやすいことが改めて示されました。
地震調査委員会の平田委員長は確率が小さく見える地域でも、ひとたび大きな地震が発生すれば強い揺れに見舞われる。熊本地震を教訓に、建物の耐震化や家具の固定などをしてほしいと話しています。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2016年6月11日土曜日
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