2016年6月19日日曜日

麻生副総理の暴言

麻生太郎副総理兼財務相のは17日、北海道小樽市での演説で、90歳になって老後が心配とか分からないことを言っている人がテレビに出ていたけれど、いつまで生きているつもりだと思いながら見ていたと述べ、自・公政権による高齢者の切り捨て政治に無反省な姿勢を示しました。

問題の発言は個人の金融資産が1760兆円、現金で900兆円ある。そのお金がジーッと寝ているお金はない時は貯めるのが目的になる。しかしあったら使わなきゃ何の意味もないとの言葉に続くもの。

年金給付、医療、介護保険料の引き上げや窓口負担の増額。消費税増税な度によって不安を抱える高齢者世帯の現実を見ず、貯蓄せずに消費に回せという暴論です。

麻生太郎副総理兼財務相は13年にも、社会保障制度改革国民会議で、(高齢者の終末の高額医療)を政府のお金でやってもらっていると思うと、益々寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらうなど、色々考えないと解決しないと発言しています。

首相在任中の08年には日本経済財政諮問会議で、67歳、68歳になって同窓会に行くと、医者にやたらにかかっている、たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金(医療費)を何で私が払うんだと述べるなど、高齢者蔑視の暴言は枚挙にいとまがありません。

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